毎年、半島各地で開催されてきた「半島地域づくり会議」ですが、今年は都内の中学校校舎活用施設が会場となりました。
「学ぶ」「感じる」「遊ぶ」のテーマで、澁澤寿一氏(NPO法人 共存の森ネットワーク副理事長)ほか多数の出演があり、マルシェも開かれて、鹿児島から枕崎の手作り塩などの出品がありました。
半島とは、海に向かって長く突き出した、三方を海に囲まれた陸地をいいます。国土交通省では、半島振興法に基づき、交通などの条件不利性から全国23の半島振興対策実施地域を指定しています。
半島を考えることで、地域の自立のあり方をや地域デザインなど、学ぶことはたくさんありますが、その地域に生活している人々の視点が何より重要です。
島は、概ね半島の近くにあります。島と半島は、自然や産品の豊かさを生かした活性化、過疎化・高齢化への対策など、多くの共通課題があります。連携して課題解決に当たる効果は大きいと思われます。
「半島のじかん」は、日本の辺境である半島や島の意味を考える機会となりました。半島振興対策の概要を知ることもできました。アイランダーと同じ時期に開催されたので、イベント同士の連動がもっとあっても良かったのではないかと思います。
・「半島のじかん」公式サイト
http://www.rpi.co.jp/hanto/hantotime2011/