日本で見られる今世紀最大の皆既日食ですが、部分日食なら列島の全地域で楽しめます。因みに、日食でどれくらい太陽が隠れるかを表す「食分」は、皆既を1とすると、九州で0.9以上、近畿で0.8、東京で0.75、札幌で0.5程度だそうです。皆既帯から遠い北海道でも半分は隠れる(?)
皆既日食は見たいけれどこれから空いているツアーを探すのは面倒だしもういっぱいだろうから部分日食でよい、と諦めるのはまだ早そう。一年も前から大人気のツアーでも、意外や意外、まだ空きがあるそうなんです。
大手旅行会社の近畿日本ツーリストによると、「空いているツアーも残っている。キャンセル費用が発生する今月25日ごろにかけて空きも出てくる」(毎日新聞6月16日記事より)。
ツアーによっては定員に達していないものがあり、その理由に混雑しているイメージがあったり、高額なものは不況が影響して売れ残っているかもしれないとのこと。
いまからでもまだ間に合いそうなので、南の島々の探訪も兼ねて空いているツアーに申し込まれてはいかが。但し、受け入れる地元の都合も考えて、常識ある行動をお願いしたいと思います。
自然のすばらしさや、独特の文化・食習慣・人情など、南の島ならではの「素敵」に出会えるよい機会となりますように。
(ミナミ)