→イベント案内
会場として、世田谷区北沢5丁目の「寺子屋大吉家」をお借りしました。NPO法人ハートウォーミング・ハウスの園原一代代表が、小田急線東北沢駅から10分近く歩いた住宅街の古民家を、手作りで改造してコミュニティーカフェにしたものです。
→寺子屋大吉家のブログ
1階は和室。これぞ日本の家という佇まいでとにかく落ち着くスペースです。下の写真は下見で訪れたときのもの。アイランダーでも試みた「砂絵で描く島当てクイズ」の練習風景。
しまのがっこうは、島の元気を応援する「かごしま・島交流の会」の主催です。島交流の会は、2008年12月、薩南諸島と都市圏の交流活動を行なっている民間団体および個人有志によって結成されました。鹿児島の島々の「交流・移住・観光」の促進とネットワークづくりを進めています。
2010年9月から始まったしまのがっこう等の島の勉強会も10回を数え、ここらで今までの活動をまとめておこうと、今回はかごしまの島々(奄美群島から大隅諸島までの薩南諸島)を取上げました。がっこうの先生は、沖永良部島、喜界島、種子島、屋久島などの島交流の会会員がそれぞれ務めました。
1限目は社会科(鹿児島離島の地理、島の暮らし、交流・移住・観光など)の時間です。えらぶ移住支援センターの三沢代表から、沖永良部島の移住・交流の取り組みの紹介や、体験ツアーの案内がありました。(上の写真)
→えらぶ移住支援センター
続いて、喜界島、種子島、屋久島など薩南諸島の島暮らしの話のほか、NPO緑の風から屋久島の移住・交流の活動が紹介されました。
→NPO緑の風ブログ
2限目は、 「しまのがっこうの成果と課題」をテーマにワークショップを行いました。はじめに話題提供として、アイランダー2011の報告としまのがっこうの活動の振り返りの話をさせてもらいました。(上の写真はアイランダー2011の口永良部島体験授業のスライド)
参加者からはしまのがっこうの役割についてや提案などお話しいただきました。今後もいろいろな島人や島の関係者のご協力を得て、しまのがっこうを続けていくことが出来たらよいと話し合うことができました。
→しまのがっこう共催のお願い(PDF)
「島の宝を掘りおこし、島と島外の人たちの新しい関係を築いていく大人の学校」としてスタートしたしまのがっこうですが、第1回で“与論献捧”を行って以来、島の地酒を味わうのが習わしとなりました。まして今回は忘年会を兼ねています。粟島の地酒やスタッフの手料理などで大いに盛り上がりました。そして、鹿児島離島関係が中心の島交流の会メンバーのほか、アイランダーをきっかけに始めて来られた伊豆諸島の方々や島の大ファンなど12名の参加者(+子どもさん2名)の交流が時間いっぱい進められました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。後片付けがキチンとできないで大吉家カフェ様にはご迷惑をおかけしましたが、今後は参加された方々も一緒に協働作業でしまのがっこうを盛り立てて行きたいと、後日の反省会で話し合った次第です。
→しまのがっこうの報告と案内のブログ記事