NPOまつりは、様々なボランティア、NPO・NGO、市民団体が集って市民と共に交流する場で、今年で7回目。15日(土)が悪天候で中止となったのが残念でした。
「行きたい島探し」や「島当てクイズ」など、今年のアイランダーで実施しようと思っている体験ゲームのいくつかを試してみるつもりでしたが、1日のみの行事となってしまったため、それらを行うことはできませんでした。
しまのがっこうに参加したのは、一般参加者やNPOまつりに出展しているNPOなどの関係者10名余りでした。体験版の短縮授業なので、いつもの学校とは異なりワールドカフェ形式(注)で行いました。
地理・アクセスや産業構成など、口永良部島の概要を説明した後、ワールドカフェのテーマを「150人の島の人口を200人以上にするには?」としました。
ファシリテーターのリードで会話は進行しました。「自然が素晴らしそうで温泉もあるので観光振興したらいい」や「離島は交通が問題なので補助が必要」、「昨年はベーシックインカムの議論があった、島の構造改革特区も創ればよい」などの提案や、「一番多い時の島の人口は?移住者は何人位?」、「島から出て行った人はなぜ帰らないのか?」などの質問もありました。
ワールドカフェで意見を出していただいた方々に、今後も口永良部島に関心を持ち続けてほしいと思いました。
このイベントは、「口永良部島 定住推進プログラム」(仮称)を実施中のへきんこの会(屋久島町口永良部島)に協力して行ったものです。NPOまつりの参加者に、口永良部島を知ってもらい、将来は来島してもらうことができればよいと思います。
※注:ワールドカフェとは、カフェのような自由な雰囲気の中で創造的に会話し学び合える場のこと。