2011年3月7日、熊本県天草で、「島から学ぶ地域づくりの知恵〜アイディアをアクションへin天草〜」シンポジウムが開催されました。
島の助成を行っているトヨタ財団の主催であり、日本各地で島づくりに取り組む人々が集まると聞き出かけました。
鹿児島から向かったので、阿久根を通って長島へ渡り、天草・鹿児島フェリーに乗りました。
天草下島の牛深港に到着し、シンポジウムの会場の天草市国際交流会館へ向かいました。山間部と平野部を抜ける国道を通りながら、天草は大きい島と実感しました。
シンポジウムは、トヨタ財団が行っている地域社会プログラム「離島助成」の3年間のまとめとして行われました。各地の島づくり、地域づくりの知恵や課題を共有し、具体的な「アクション」を起こす話し合いの機会とするためです。
天草市長など地元の関係者の挨拶や、自治会、研究者、NPO、学生などによる事例発表やパネルディスカッションがありました。
後半は、交流会と、いくつかのテーブルに分かれてワークショップがありました。島に興味のある都会の若者、島に暮らす地元の若者、行政職員など、普段はなかなか意見を交わす機会のない多様な立場の人々が約150名集まったとのことです。
シンポジウムに参加してとても有意義でした。各地の島おこしの事例を知ることができ、また、活躍されている方々とのネットワークづくりのきっかけになったと思います。
行程中は天候に恵まれました。終了後、時間調整のためバスに乗って天草下島を巡りましたが、薩南の島との違いや共通性をなぜか考えてしまいました。
天草はキリシタン受難の地です。歴史ある教会や遺跡が島のあちこちにありました。
帰路は、本渡港からフェリーで三角へ渡り、JR線で熊本へ向かいました。車窓から島原半島の雄大な山並が望めました。
トヨタ財団の開催報告
http://www.toyotafound.or.jp/program/symposium/2011-0331.htmlシンポジウム動画
http://www.f-doga.tv/p/z.php?entryId=0_e78foh54
posted by シマオ at 23:48| 鹿児島 |
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
事務局便り
|

|