9月15日(土)午後3時から、飯田橋の富士見区民会館料理室において、「種子島を味わう会」(食材会)を開催しました。
出席者は、残念ながら、スタッフのみの6名。しかし、大変楽しい時間をすごすことができました。次は、なるべく多くの方と、この喜びを共有したいと思います。
種子島から送られてきたのは、四角豆・水前寺菜・ヘチマ・緑竹・紫芋・新品種のオレンジ色のサツマイモ・茗荷・トビウオの干物とすり身・つけ揚げ(さつま揚げ)・きびなごの一夜干・カマスの干物・川えびの煮物・トコブシの煮物・巻貝の煮物、初めて見るものもたくさんありました。
四角豆というのは断面が四角で、筋を取って、鞘ごと食べる豆です。長さが15pくらいで、幅も2pくらいあります。水前寺菜は、紫色の葉っぱ。ヘチマは沖縄で、なーべらーと呼ばれているものと同じです。緑竹は、6月から9月まで採れる島の竹の子。
洗ったり切ったりして下ごしらえをして、女性スタッフと食材提供者の鮫島さんに天ぷらを任せて、私は炒め物と味噌汁を担当。ばたばたしながら、無事完成しました。
天ぷら:四角豆・水前寺菜・緑竹・サツマイモ2種・茗荷。炒め物:豚もも肉・えのき茸・四角豆・水前寺菜・緑竹。別に、ヘチマだけを塩味で炒めました。味噌汁:きびなごの頭と腹で出汁をとり、ヘチマ・エノキ茸・葱。
昼ごはんを食べてきた人が嘆くほど、おいしいものの山でした。
四角豆は、しっかりした食感で、サヤエンドウの巨大立体版という感じ。水前寺菜は、炒めると緑色に変わりしんなりしますが天ぷらだと少し色が残りきれいで、山菜に近い風味があり、体に良さそうな食材でした。実際にもアトピーに効くとか。
おかげさまで、ヘチマの味噌汁は好評でした。トロッとした不思議な食感でかすかに甘みがあります。沖縄のものと比べ、土臭さが少なくて上品な味わいでした。
何種類かあったつけ揚げもおいしかったですが、すり身をそのまま素揚げにしたものが素晴らしくおいしかったです。川えびもこちらのものの3倍大きく、食べ応えがありました。魚も貝も、みんな、一味違いました。
皆もうだめだ、おなかいっぱいだ、と言いながら、時間ぎりぎりまで箸を止められませんでした。
種子島の豊かさに、全員降参です。そして、この「幸せ」を、一人でも多くの人に感じて欲しいと思いました。島カフェの形が少しはっきりした機会でもありました。
これを読まれて、口の中に唾が沸いた方、あなたのためにこれからも食材会をがんばりますから、よろしくお願いします。
(島カフェ準備室スタッフ 垣沼)
posted by シマオ at 12:16| 鹿児島 ☁|
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